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小池東京都知事


小池知事が劇場型と言われる都政をやってます。とは書きたくないですが・・・・。 小泉純一郎元首相の郵政民営化選挙依頼この言葉が流行っています。名古屋市長の河村、愛知県知事の大村、元大阪知事の橋本の各氏が同じように言われます 。

劇場型とはワンイシューを焦点にして選挙民に黒か白かを迫るような訴え方をして選挙運動をすることかと思われます。でもこの手法ではない一般的な運動はすごい意味があるかといえば、どちらかというと焦点がはっきりしない選挙になるのですから、劇場型がそれほど非難される手法とも思えません。 が、訴えた政治テーマを訴えだけにしてしまえばこれは非難されるでしょうね。

当たり前です。今回の小池新知事は訴えた、都政改革に取り組み始めました。

まず、との幹部との公開討論、会議、膨張したオリンピック予算への精査、築地市場の豊洲移転の一時凍結、矢継ぎ早に都政に切り込んでいる姿勢が見えます。 都政など関係ないながらテレビ報道で知るところによれば、日常感覚とは随分かけ離れたお金の処理の仕方が垣間見えます。予算の3倍になった市場の建設費は信じられない杜撰さです。900億円が2700億円とか? こんな見積のいい加減さが民間で行われたら、見積もった業者が少なくとも1000億円は肩代わりでしょう。 それに今後の取引停止です。建築費の高騰が言われますが、2,30パーセント位はあってもこれ程の膨張はありえません。 それと設計前に決めた土壌汚染対策の施工方法が全く違う工法に変わっていること。従って耐震強度計算が建物に合ってないこと、移転後の築地市場跡の地下を通すオリンピック道路の予算の件なども豊満都会計が 浮き彫りです。誰かがこれらに比べれば前知事のファーストクラス旅行など大したことに見えない、元知事もこういう実態を知っていたので、自分の使う数千万の旅行費用がそれほどの無駄使いに感じなかったとのではという妙な論理が説得力を持ってしまいます。 東京都の幹部たちは優秀な方々と言われます。数万人の組織の幹部ですから多分そうでしょうね。いかし元優秀な人達という言い方が実際にはあたっている可能性もある。長らく都庁の役人生活で見えるものや考える基本が変わった可能性は大いにある。

大組織で階段を登る過程では多分矛盾に直面しても、「仕方ない」 「自分ひとりのチカラではどうにもならない」と諦めていて、最初は内心の葛藤も感じていても、そのうちにそんな思いを持っていたら出世街道に乗れないことで徐々に自分を変えていく。こういうことはよくあることです。 そんな風な過程を経て幹部になれば、自分の守備範囲を守り、失点が少ないことを目標とするような姿勢に転じてしまう。仕方ないことかもしれない。 だから劇場型の既成概念をガラガラと打ち壊すような姿勢を持つ都知事が必要だったのではないでしょうか。 自民党推薦の増田候補にはなかった。鳥越さんにも欠けていたかもしれない。都民は都庁の伏魔殿に気づいていたのでしょうね。

小池知事このまま今までの経験英知を使って突っ走れ。


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